1.新年明けました

2/20
7825人が本棚に入れています
本棚に追加
/800ページ
神社からパーティ会場に帰って即行布団に入った俺 ――桐島渉君16歳。 彼女の水樹も一緒に。 他の友人4人もダル着になり、布団に入っていた。 暖房が入ってるこの部屋は眠気を誘う程に俺達を誘惑していた。 今この瞬間にでも寝てしまいそうだ。 とりあえず 「………わーたるっ」 隣でニコニコしている水樹が気になって仕方が無いんだけど・・・ 「何だよさっきから」 「だって、結婚しようなんて・・・」 …思い出しちまったぜ。 あの時は良い雰囲気だったから言ったんだ! 今掘り返されても恥ずかしいだけだぞコノヤロー…! 「なっ……うるせっ」 「ふふ、嬉しかったよ?」 んだよ、可愛いとかせこい。 ちょくちょく言葉遣いが可愛いから困る。 1月1日 それは1年の始め それと…… 俺達の新しい年の幕開け 亮介と馬鹿やって 楓と騒いで 衛と変な事やって 彩賀とわーわー言い合いして 水樹と、最高な生活して そんな日々がまた始まれば良いな 「もー寝る」 「北海道は、でっかいどー・・・・むにゃむにゃ」 楓…… 一応、一応言うけど どんな寝言だよおい
/800ページ

最初のコメントを投稿しよう!