一番の友達

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北京でのコンサートを終えてお前と2人で呑んだ時には、 散々これからの夢を語り合い励ましあっていたはずだ。 酒に酔ったお前にそんな素振りはなかったから、 数時間後には出て行く覚悟を決めていたなんて信じられなかった。 呆然とする俺達に謝罪はない。 爆弾を落として消えたお前は、 俺との関係をも嵐のように1日で壊し去っていった。
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