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「ヒチョル、具合はどうだ?」
「…悪くなかったらとっくに起きてる。」
刺すように放った台詞にはマネージャーへの怒りが隠しきれない。
お前の荷物はもうここにはない。
マネージャーと事務所の奴らが、俺がいない間にどこかへ運び出したのをファンが見ていた。
証拠品以外はわからない。
マネージャーが白状した。
ファンがお前の為に作ったお前のちぎり画も、お前が大事にしていたCDもDVDも全部。
俺の前から永遠に消えた。
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