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「そうゆう、無駄に男前な顔していい声出すなってば･･･」

はぁ・・・溜息が漏れた。

ギュヒョンの顔を覗くと、いつもの如く澄ました顔をして笑っていた。

「何ニヤついてんだ、お前のせいでバレたんだから！」

「ええー、僕は何も言ってないじゃないですかー？」

「お前が、あの時抱きしめたりするから！」

「どうして僕に責任をなすりつけたがるんですか～」

どこか本気になってない言い争いをしながら、
相手のペースに流される自分に気付いて、それに安心している自分に何故かほっとした。

「ギュヒョナ・・・
僕はあのままだったら、大変な事になってたと思う・・・
それが怖い。」

僕は、こうなった経緯について思い出す限り素直に述べた。