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「ソンミン、これ、お前の靴底から見付かった。いつからなんだ?」
「・・・・」
「ヒョン、高校の時からだそうです。」
袋を握るシンドンが妬ましくて・・・
何も言えない俺に代り、ギュヒョンがそう伝える。
一瞬、皆の喉がつばを飲み込む音が聞こえた。
「そうなのか?」
コク、と首を下げた。
「なんて種類だ?」
「・・・MDMA」
僕は素直に白状した。
「合成麻薬、一番手に入りやすいヤツだね・・・」
何故か詳しいドンへの相槌に
「こんな、数分で無くなるモノ・・・・・あー、クソ!」
シンドンの目の色が変わる。
彼が怒るなんて普段ならありえない。
きっと、凄くショックを受けてるんだ・・・
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