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「ヒョン、ソンミンヒョン・・・これ本当なの?」
僕の服を引っ張りながら、ウニョクが不思議そうな顔で何度も繰り返す。
「こんなの洒落にならないぞ。こんなドッキリ放送出来るかよ?」
呆れた様にヒチョル兄さんが、その白い袋を揺らしていた。
「・・・辞めるよ。バレたら辞めようと思ってたんだ。」
最後に静かに怒りを溜め込んで、カンイン兄さんが口を開く。
「ああ、そうだな。お前はソレもチームも辞めろ。この先いつああなるか解らないんだろ?」
「・・・解らない。」
「でも病院で治療すれば、大丈夫なんじゃないの?」
ウニョクの発言にカンイン兄さんは容赦なく続ける。
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