風君の日常

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風に近づいて来たのは 南 蓮 風と同じ芸術系で音楽のピアノ専攻 目鼻立ちがはっきりとしていて俗に言うイケメンww 「蓮君脱いでよ」 ザワッ 教室がざわつく 「………………」 蓮は苛ついた顔をして風を連れとりあえず教室からでた 「今から僕のアトリエ行こうよぉ―ねぇねぇ蓮きゅん」 風は相変わらずな態度で蓮にまとわり付く 「いい加減にしろ…」 「ふむ。今日の蓮きゅんのパンツは青のチェックとみた」 「話にならない 今後俺に話しかけるな」 「とか言っていつも呼ぶと来てくれるのにぃ ツツツツンデレですねわかります まるで鏡音レ…(ry」 「消え失せろ」 蓮は風を睨みつけ教室に戻って行ってしまった 「いいさいいさ おkだしてくれるまでストーキングすっからぁ―」 蓮の背中にそう言葉をなげニヤニヤとする風 「…絶対描いてやんよ。お前のすべてを隅々にな」 急に真顔になり小さな声で囁いた 「さぁてとお絵描きでもしよーっと」 スキップしながら自分のアトリエに向かう 優しい光が風のアトリエを包む 夕日が窓から差し込み風の数々の作品を照らす 風は油絵が一番得意で全国最優秀賞をもとる実力を持っている 普通の人間ならば目には見えない大きなプレッシャーに押しつぶされるかもしれない 風の場合は周りの期待などははなから気にしていない とゆうよりは完全無視 別に俺のやりたいよーにするだ―けっていう性格 そこがまた風の良い所なのかもしれない 風の作品は自由感があり作者の思いがストレートに伝わるものが多い 「今日は鉛筆デッサンやるかぁ―苦手なんだよね~」 ボサボサの髪をかきさらにぐしゃぐしゃになる ガラッ 「風先輩いいぃぃ!!!」 風のアトリエのドアが勢いよく開いた
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