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真っ青な空にパールホワイト色の雲がゆったりと流れる
空気は澄んでいて
カラッと乾いている
木の葉はほんのりと紅色になりかけている
少しばかりひんやりとした風が一人の少年の頬をなでる
｢やっぱ季節は一番秋が好きだよね
ぅんぅん。初音ミクはネギが定番ですよねわかります
だよねだよね―」
一人二役でしゃべっている不審者的なこの少年がこのお話の主人公
無表情でどこか遠いところを見ていていまいち焦点が合わない
彼の名前は七島風
高校２年生
風の通う高校は芸術系と普通系、スポーツ系からなっている学科が豊富な場所
風は芸術系の美術を専攻していて１日何十枚もの絵を毎日描いている
｢やっぱり屋上って快適だゎ
ぅん。サボリには快適」
今はまだ授業中なのだが風君はサボリ中のようです
髪は少し茶色く猫っ毛
いつも寝癖だらけでだらしない
制服の上につなぎを着ていて阿○さんスタイルだ
そんな風君の最近のマイブームは…
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