63人が本棚に入れています
本棚に追加
中学の時はこんな事無かったのだが何故こんなにも緊張するのだろうか。
と考えていると後ろから誰かが肩を叩いた。
「おっはよう勇樹、何でこんな所で突っ立っているんだよ?」
叩いたのは俺の一番の親友だった。
髪の色は茶色だが染めたわけではなく地毛らしいが中学の時はもっと黒かった気がする。
制服はちゃんと着ているが真面目な生徒には見えない。
「ああ和彦か、何でもないよ、ただ考え事してただけ。それより和彦ってなん組だったっけか?」
「えっとD組だよ。勇樹はなん組だっけ?」
和彦は明るく答える。
確かD組は俺のクラスと同じ階だったと思うから休み時間になったら直ぐに遊びに行けるよな。
でも休み時間意外は何してよっかな…。
俺って人見知りだからなかなか友達出来ないんだよなぁ。
普通に勉強すれば良いかな。
最初のコメントを投稿しよう!