全力疾走

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これは私が小学5年生のころの出来事です そのころクラブ活動でサッカー部に入っていました 私はまだ入りたてで周りに全くついていけず苦労してました そのために努力を惜しまず、夜遅くにH公園という大きな公園で一人自主練をしてました その日も夜の10時にH公園に行き一人でリフティングをやっていました 集中していたので時間を見る暇はなかったです 気付くと11時半過ぎになろうとしていました そろそろヤバいな…と思いつつ帰る準備をしていた時です 向こうから白装束のような服をきた髪の毛が長い…まるで貞子みたいな女の人が裸足で全力で走ってきているんです しかも、その女の人がいるところにはあまり明かりがなく、見えにくいはずなんですが、その人のところだけスポットライトを当てたみたいに明るかったんです 明らかにおかしいとおもった私は、荷物を持って全力疾走して帰りました 帰って気付いたんですが、女の人が走っているときに、地面を蹴る音がしていませんでした あの時逃げなかったらどうなっていたんでしょうか… 今でもその女の人はたまに見かけます
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