第1話 召喚授業で登場?

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  ジーナ 「なあなあ、名前は?」 リヴァイア 「我は妖孤、リヴァイア」 ジーナ 「長いしイアでいいだろ?」 リヴァイア 「……仕方あるまい」 ジーナはひょいっとリヴァイアを抱き上げれば喜々としながら皆の下に戻っていく。 契約が終わっても契約者が帰さない限りは使い魔は帰れないのだ。 ユリア 「可愛い狐ちゃんだ!」 ジーナ 「妖孤のリヴァイアだ」 戻ってきたジーナに一番に反応したのは可愛いのが大好きなユリアだった。 ジーナは笑みを浮かべながら自分の使い魔を紹介する。 マルス 「妖孤は人語を喋れるのでランクAですね」 アキラ 「次、マージュ・ルビウス」 マージュ 「行ってきますわ」 和気あいあいと話していれば次に呼ばれたのでマージュはガイアに告げながら魔法陣の上に立つ。 マージュが魔法陣に血を垂らすと軽く深呼吸をし呟くように告げる。 マージュ 「私はマージュ・ルビウス。 共に戦い、共に生きてくれる使い魔よ来なさい」 マージュは少し緊張していた。 自分と同じぐらいの力を持つジーナがランクAの使い魔を出したからだ。 そして、五大貴族としてのプレッシャーも感じていた。 一瞬の光の後に現れたのは宙に浮いている青年だった。  
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