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お前に喜んで欲しかったから。
仕事が増えて世間に知られてからも、
電車で平気で歌う、お前をカッコイイと思ったよ。
仁が口ずさんだ曲を何気なしに真似れば、周りの共演者に羨ましがられた。
きっと誰の目からも仁の全部はかっこよかった。
最初から、俺は仁に惹かれてた。それが、ライクなのかラブなのか、正直どっちでもよくて。
ただ、お前の隣にいるんだったら、お前と比べられてもそこそこいけるように、成長しなきゃって思ったから。
だから俺だって、チャンスを逃したくなくて頑張ったんだ。
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