始まりの日

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そのまま俺と裕樹はその男子を外へ追い出した。 「おいなんだったんだよ。あれ」 ついそうやって呟いた。 その後再三にわたって美香と裕樹に問い詰められたのはいうまでもない。 美香が作った夕食を食べ終わった後一人ずつ風呂に入った。 その後テレビやゲームをしながら時間をすごしていた。 今は午後8時 いつの間にか夕方まで続いていた喧騒が静かになっていた。 外を見てみると昨日までと同じようにおばさんたちが井戸端会議をしていた。 そのうちの一人は朝少年を食べていたおばさんだった。 少し物怖じしながらもおばさんの元へいき今まで何をしていたか聞いた。すると 「それなら今まで寝てたわよ。おかしいわよね私がこんな時間まで寝てるなんて」 それから美香と裕樹を連れ出して町を散策した。 町は昨日と全く変わっておらずいつもと同じ状態だった。 (あれは夢だったのか?) そんなことを考えながら少なくなった食料を買いだめして家に帰った。 今日のこともあるから裕樹には家に泊まってもらうことにした。 そして俺たちは玄関や窓に頑丈に鍵をして就寝した。 今日のことが全部夢であることを願って… だがその願いは通じず数日は同じ状態が続いた。
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