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『昔言ってったじゃん?仁が作詞、俺が作曲して、二人で『タン塩ハラミ』みたいなの作ろうって!』
しばし頭上を見上げていた赤西はハッと思い出したみたいで。
『思い出した…!タイのコンサートん時、雑誌のインタビューか何かでそんなん言ってたわ…すげー懐かしい。』
とか言われると確かにスゲー昔話だなって今更思う。
『そうそう、俺がタン塩好きっつったらお前が、じゃー俺はハラミ!ってさー、そんならコラボしちゃおうぜ!みたいな(笑)』
『なー、あん時楽しかったな~』
『じゃあさじゃあさ、』
って、何か俺この時すごく気分良くて、自分でもちょっとよく分かんない話ばかりしてた。
曲をつくろったって、赤西は別に本気にしてねぇだろって、冗談にするだろうって思ってた。
マシンガンみたく止まらなくなった口のおかげで、半年分くらい、赤西と会話したかもしれない。
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