序 章 仲間との出会い

4/6
前へ
/53ページ
次へ
ドルク『剣兵か、ではジークの小隊に入れ。最近その隊に欠番がでたからな』 《欠番》 それは、死を意味する言葉。 レオンは少し震え、これからどうなるかを考えていた。 誰かが、ポンとレオンの肩を叩く、レオンが振り返ると。 若い男『よっ新人さん』 と軽い挨拶。 ドルク『おぉ、ジークか今おまえの話をしていたところだ』 ジーク『あっ隊長居たのですか』わざとらしく驚く。 ドルク『隊員、必要無いなら他に・・・』 全部を言い切る前に口を挟む。 ジーク『そんなこと言わないで下さいよ、欲しいですよ』 ジークが焦る。 そのやりとりをレオンはどうしていいのかわからず、キョロキョロとしていると、こちらに走って来る人影が見える。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加