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｢メイ、そう呼ばせてもらうわ｣
｢メイですか………。｣
単純な名前の付け方だなと思いながらも私はその名前をなのることにした。
｢ありがとうございます｣
｢別にいいわ、名前がないと呼びにくいでしょ｣
｢そうですね｣
私はここにきて初めて笑った。
｢やっと笑ってくれたわね｣
｢今日はもう遅いわ、そろそろ寝ましょうか、ついてきて｣
｢あっ……はい｣
私はアリスの後をついていき二階へと上がっていく。
｢この部屋を使って｣
｢ありがとうございます｣
私は深いお辞儀をする。
｢気にしないでいいわ。明日は博霊神社に連れて行って上げるわ、そこで話をきいて貰いなさい｣
｢博霊神社ですか？｣
「ええ、そこの巫女が解決してくれるでしょう｣
そういいアリスは部屋を閉じた。
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