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『チャプン』 私は湯船に浸かって夢に出てきた女の子のことを考えていた。 あの人物は誰なのか、まったくわからないでいた。 私の記憶の手掛かりになる人物かも知れないし、ただ分かっているのは私を知っている人物ということだけだ 「考えるの止めよう………」 私は考えるのを止め、ゆっくり湯船に入ることにした。 「………メ……イ?」 「メイ?」 気づいたら目の前にアリスがいた。 「あれ?私………風呂場に……」 「のぼせてたのよ、出てくるのが遅いとおもって覗いたらお風呂の中で、気絶してたのよ」 アリスに言われたことで湯船の中で眠ってしまって、そのせいでのぼせていたということに気づいた。 「………ごめんなさい」 「別にいいわ、何か考えていたみたいだし、それより博霊神社へ向かうわよ」 「博霊神社?昨日言っていた、解決してくれる所ですよね?」 「そうよ、まぁ協力してくれるか分からないけど、とりあえず外で待っているから、着替えて来て頂戴。」 アリスはそのまま出て行き、 着替えを人形達が側に置いてくれた 「ありがとう」 私は人形達の頭を撫で急いで着替えた
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