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秀「絢芽はここな。」
そう言って座らせられたのが秀二の隣。
うれしかったけど…秀二の真向かいには由利ちゃん。あたしの正面は誰も居ない。
ふと料理をみると…
秀&絢『あ…』
秀二の大というか超嫌いな人参が入ったハンバーグと豆腐が入ったみそ汁があった。
秀「由…」
由「ん?何?」
秀「俺…人参と豆腐嫌いだから食えねーんだ…」
由「嘘…ごめんなさい。」
由利ちゃんがショボンとしている。
あたしなら秀二の好みも知ってるからこんな事にならないのに…馬鹿な子(笑)
秀「由、嫌いだけど全部食べるよ。由がせっかく作ってくれた食事だから。」
そういうと30分後には本当に完食してしまった。ありえない…もう秀二は私の元へと帰って来ない。そう確信した。私も完食して自分の家に帰宅し泣いた。
そして今、コーヒーを飲んでる。
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