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絢「え?」
要「ずっと前から…あーちゃんが秀二と付き合う前から好きだった。でもあの時の俺は告白する勇気が無かった…今までの関係が全て壊れるような気がしたから。」
絢「…」
要「だから秀二とあーちゃんが付き合うって聞いた時すごく秀二が羨ましかった。その後ばらばらになったけどずっとあーちゃんの事を考えてた。」
絢「要君…」
そんなにもあたしの事を…?
要君は私から離れた。
要「だから今出会ったのは運命だって信じてる。」
絢「……」
要「…俺と付き合ってください。」
絢「……まだ秀二の事忘れてないよ?」
要「大丈夫、俺が必ず忘れさせるから。」
絢「あたしなんかでいいの?」
要「俺は、あーちゃんじゃなきゃ嫌だな。」
絢「…うん。」
要「うんって…良いってこと?」
絢「うん。」
要「ありがとう。」
絢「…絶対忘れさせてね?」
要「…もちろん!!」
一瞬びっくりした顔を見せるとすぐに笑顔で笑ってくれた。
この人ならきっと忘れさせてくれるだろう。そう思った。
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