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でも私は冷静な振りをする。悔しいし…彼が少しでも悲しい声をすると思ったから。
絢「明日は会社も休みだからいいよ。」
すると彼は由利ちゃんに向かって明るい声で話した。
秀「ゆ~う、明日OKだって!」
由「うそ!!ありがとうってお礼言っといて!」
秀「お~……絢芽?由がありがとうだって。」
あたしの気持ちなんか知らないとでも言うかのように明るく言ってくる。
絢「いいけど…時間は?3人で会うの?」
あたしは少し眉をしかめながら聞いた。
秀「おう、ちょっと待って。ゆ~う」
また由利ちゃんを呼ぶんだ…貴方の周りは由利ちゃんで動いてるの?
秀「時間いつにするの?」
由「う~ん…3時で駅前のカフェでいいかな?私バイトあるんだ…」
2人の声が電話越しに聞こえる。
バイトあるなら会わないでよ…
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