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「棗さん、高校生をなめちゃダメだよ。棗さんより、力はあるんだから」
「…っ、碧…お前、言って良い事と悪い事があるんだぞ」
「もちろん解ってるよ。でもね、棗さん…」
碧は、棗を押さえつけたまま、服をまくりあげる。
棗は、驚いて目を見開く。
「な…碧、何をするんだっ!?」
「何って、棗さんとゲイごっこ。
てか、棗さん…オレが、そのゲイなの。男が好きなの。わかった?」
棗は、首を横に振る。
「や、やめろ碧っ!!オレたちは、伯父と甥なんだぞ!!?」
その言葉に、碧は微笑む。
「だから、なに?好きなんだから仕方ないでしょ」
「だ、だって…お前の父さんはっ…」
「うん。棗さんの弟、だよね」
そんな会話をしながら碧は、棗のあらわになった肌をさする。
「棗さんの肌、気持ちいい」
「やめ…碧、やめろ。オレはそんな気はないからっ!!」
だが碧は、やめるどころか、時々胸にある小さな突起をかすめるように、肌をさすってゆく。
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