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「碧っ…オレはゲイじゃない。だから感じはしないし、くすぐったいだけだ!
だからやめろ!!
父さんには言わないでおくから!!」
棗の言葉に、碧はピタリと動きを止める。
「…本当に感じないの?棗さん。じゃ…仕方ないか」
それを聞いた棗は、あきらめたのかとホッとした。
だが、それは大きな間違いだった。
「やっ…やめろ碧っ!!」
「やめないよ、棗さん。棗さんを調教?っていうのかな?後ろで感じるようにしてあげるから」
碧は、棗の手首を近くにあったタオルで、まとめて縛り、さらにズボンと下着を乱暴に脱がすと
ソファーにうつぶせに寝かせた。
しかし、棗は抵抗をする。
「もう~、棗さん暴れないでよ!」
「あっ、暴れずにいられるか!!こんな事…」
棗は、必死に逃れようとする。
碧は、どうしようかと頭をひねる。
これは、もちろん想定内の事だが出来ればスムーズにコトを済ませたかった。
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