109人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
「おお♪気持ちエェ!?」
目をキラキラと光らして金ちゃんが訊いてきた。
「じゃあ次は二本や☆」
「は!?ちょ、まっ、き…!!」
金ちゃんの二本の指が俺ん中ででたらめに動きおる。
そう考えただけでも俺は感じとんのに金ちゃんはピンポイントで俺の弱いとこに当ててくる。
「ア……やァ…き、んちゃアん」
「わいもー我慢できひん」
「ハァハァハァハァ……しゃあ…ないわ。入れて…ええで」
「おん。…入れんで、白石」
「……ァア!!ん」
金ちゃんの容赦ない一撃が入ってきて、俺の最奥を突いた。
「ハァハァハァハァ…白石ん中、熱いわぁ」
「言わんといて…」
「動くで?」
「…おん」
俺は喘ぎ疲れて枯れてしもうた声で言うた。
グチュッ!!グチュン…グチュッ!!
動く度になる厭らしい音が俺と金ちゃんを更に仰がせ、俺達はほぼ同時に白く濁ったモンを放射した。
「ハァ…ハァ…ハァ……」
荒い呼吸を落ち着かせようと目を閉じ深呼吸をした。
「あんな…白石」
返事をするのもしんどのうて俺は金ちゃんを見るのが精一杯やった。
「今更やけど、わい…白石のことが好きやねん」
さっきまでとはうって変わっておどおどしている金ちゃんに俺は溜め息を吐くと
「俺もや」
そう言うてはった。
*~*~*オマケ*~*~*~*
「つかいい加減手んヤツ解いてぇな」
「まーだーや。財前が言うにはまだまだ色々あんねん」
(謙也…。明日からできるだけ優しく接したるわ)
最初のコメントを投稿しよう!