"人"の"夢"と書いて"儚い(はかない)"

6/6
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
「というわけで、里沙にはこれじゃ。」 ん?なんだあの怪しげな杖は? 「我が家の地下に頑丈にしまってあった杖じゃ。きっととびきり強力な杖じゃろ。」 いやいや、怪しすぎるだろ! 「ありがとうございます。さっそく装備してみます。」 「おい、ちょっと待…」 【リサは僧侶になった】 【リサは呪われた杖を装備した】 【杖は外すことができない】 【リサはファイア-を習得した】 「…」 「…」 「…うん。怪しすぎるよね。しまってあったっていうか、封印してあったんじゃね?」 「ま…まあ、強ければいいじゃろ。では、魔王を倒してくるのじゃ! わしは急用を思い出した。二人とも気を付けて行くんじゃぞ。さらばじゃ!」 逃げたな。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!