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「というわけで、里沙にはこれじゃ。」
ん?なんだあの怪しげな杖は?
「我が家の地下に頑丈にしまってあった杖じゃ。きっととびきり強力な杖じゃろ。」
いやいや、怪しすぎるだろ!
「ありがとうございます。さっそく装備してみます。」
「おい、ちょっと待…」
【リサは僧侶になった】
【リサは呪われた杖を装備した】
【杖は外すことができない】
【リサはファイア-を習得した】
「…」
「…」
「…うん。怪しすぎるよね。しまってあったっていうか、封印してあったんじゃね?」
「ま…まあ、強ければいいじゃろ。では、魔王を倒してくるのじゃ!
わしは急用を思い出した。二人とも気を付けて行くんじゃぞ。さらばじゃ!」
逃げたな。
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