いつかの思い出

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「えっ!航!?」 あたしは凄く動揺して、航から退こうとしたけど、航は腰に腕を巻き付けて離してくれない。 今にもキス出来そうな位、お互いの顔が近い距離にあって、恥ずかしくて、ドキドキする。 抱きしめられてから、そんなに時間は経っていないだろうけど、頭はパニック寸前。 でも、航はいっこうに離してくれなかった。 あたしも抵抗は止めて、大人しく航の首に顔を埋めた。
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