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コンビニでジュースやお菓子を買って、川原に向かった。
航はお酒のせいもあって、少し上機嫌みたい。
二人で並んで歩いていると、
ドンッ
と音が鳴った。
「始まった!マシロ急げっ!」
航があたしの手を掴んで、走り出した。
川原に着くと、真正面に花火が見えた。
田舎の小さい花火大会だから、大した迫力はないけれど、どれも綺麗に見えた。
「綺麗…!ねぇ、真正面から見ると凄い綺麗だね!!」
あたしは凄く興奮して、航にそう言った。
航は、楽しそうにしているあたしを見て、にっこり笑った。
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