プロローグ

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「お前、恋人ができたんだってな!」 「なんで知ってんだよ」 「で?可愛いの?」 「うーん、可愛い…けど、 ちょっといっちゃてる感じの子でさぁ、」 「はあ?」 「なんか、 自分の中に別の人間がいるとかなんとか…」 「…はあ?」 「それが[Rangge Poppel]って名前らしいんだけど」 男は紙を取りだし、 [Rangge Poppel]と書き、 「気付いた?並び換えたりひっくり返したりすると…」 その下に [doppel ganger(ドッペルゲンガー)]と書いた。
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