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美花の家は
ここからバスで1時間くらい…
山下先生の家は…
徒歩で10分くらい…
「近すぎるから
逆に遅れるんだよな～」
山下先生は
笑いながら言う
こんなときでも笑える山下先生は
大人だな…
「なら…まずは
山下先生の家に向かいましょう」
庸平は提案した…
山下先生なら武器…車もありそうだし…
「美花もいいか？」
「うん…大丈夫」
…俺たちは動き始めた
生きるために…
明日を迎えるために…
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