家内黙示録

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そして 庸平達は明日を 迎えた そこに更なる 絶望が待っていることも知らずに 「起きろ…」 (ん…誰だ?) 男の小さめな声が耳元に聞こえる 「起きて」 次に 女の子の小さめな声が聞こえる… 「う…ん」 その声に目を覚まし 周りをみると 新しい服に着替えた美花たちがいた… 「なんだ?」 「そろそろ出るぞ 準備しろ…」 もうか? まだ朝の5時30分位なのに… 「この位のが外に出て眩しくないからな 昨日の内に車と道具は用意してある」 その話を聞き 庸平は服を着替え 気を引き締めた… 「清水!」 山下先生に名前を呼ばれる そして剣のようなものを手渡された 「鉄の棒じゃキツいだろ 倉庫あさったら出てきた多分うちの爺さんの趣味だな… 刀じゃないから切れ味はそんなに無いが 鉄の棒よりは切れるはずだ それと これだ…」 先生はさらに 銃を持ってきた 「お前くらいになれば これくらい片手で扱えるだろ」 その銃は… 何というのかはしらないが… オートリロードの銃… バイオハザードの初期装備のような
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