学園黙示録

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ぐちゃっ 頭をつぶした 血しぶきが美花と庸平を襲う… とっさに美花は目をつむるが庸平はそんなことできない もう片手で持っていた鉄の棒を 再び奴向けて振り下ろした ぐちぁゃっ びちゃっ 奴は動かなくなった… 頭が弱点なのか… しかし 少しとはいえ 今の音は奴らを呼び寄せたはず… 庸平はプランターの中の砂利を教室のそとに向けて投げ捨てた… ジャャッ 微々たる音… これでは奴らを おびき寄せるのは無理だろう… 舌打ちして 庸平は 鉄の棒の一本を教室前向けて投げ捨てた カキンッ よし… 庸平は 美花をつれてもう一度 鉄の棒があった方の教室まで向かう 鉄の棒は一本しかないが… 仕方ない… 美花の武器は…どうするかな 庸平は 怯えた美花に目をやる
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