学園黙示録

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武器なんか 使えないよな… 美花は 守ってやる… 俺は 隣の教室をのぞいた… 幸いに奴らは さっき投げた鉄の棒に気を取られているらしい 教室にはいなかった… しかし… 教室を出ればまた奴らがいるだろう さっきとは違い何体も… しかし ここにいても仕方ない… 早くこの学校を出ないと… その時 俺は信じていた 学校から出れば… でれさえすれば この壊れた世界からおさらば出来るんじゃないかって… 美花を連れて ゆっくりと音を立てないように 教室に入り 廊下をのぞく… やはり 奴らはいた… それも大量に さっきの音は大きすぎたようだ…沢山の奴らを呼んでしまった… 美花は恐れながらも 声をあげずに それを見つめた… (どうする…) 困っているそのとき… 再び奴らの奥… 階段の方から音が響いた カーーーーーン
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