到着

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ブロロロロ……。 暗い道を、車が一台走っていた。 「おかしいな……どこ行ったんだ」 アレックスは車のライトで辺りを照らした。 「まさかもう町に……そんな馬鹿な」 しかし、途中で車をジャックしたりしていたなら十分にあり得ることだ。 「くそ……あのお転婆姫さんが!」 アレックスは舌打ちして、車を町へと飛ばした。
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