序章

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ーーここはどこ? そんな台詞が頭を過ぎる。 ーーあぁ…そうだ私は捕まったんだ まるで霧がかったように脳がその機能をうまく起動しない。 少女はどうにか鉛のように重い腕を動かして自身の額を触る。 ーー赤い……これは血? ーーそうだ私はさっき”アイツ”に頭を殴られたんだ… ーーアイツ? ーーアイツは…誰?
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