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「あぁ~………怠い…お腹痛い眠い…店長死んで下さい」
「なんでだよ、ぐだぐだ言わないでさっさとこれお客様の所運んで下さい」
「くっそぅ、か弱い女の子をこき使いやがってこのロリコン店長略してロリ店!」
「……給料10%カットにされたくなければさっさと働けスカポンタン」
暦ではもう秋なのに気温はそれに反抗するかの真夏の温度で人々に熱を与えていた。
そんな中先程店長に向かい何の脈絡もなく死んで下さいと言った少女は逆に店長に切り返され渋々体を動かし始めた。
「[コンコン]失礼します、サーモンのムニエルキャビア添えになります」
「嫌頼んでません」
「あ?何だよ、私が注目間違えたって言いたいのかよお前。偉くなったもんだなおいプー」
「その呼び方止めてくださいよ由来さん…それに今由来さんが手にしてるのは明らかにホットサンドセットじゃないですか」
「細かい事ーは気にすんな♪それワカチコワカチコ~」
「古!!しかもなにちゃっかり俺のホットサンド食べてんすか!!」
「うまい!」
「いや、それわかってますから!返して下さいよ夜勤開けで腹減ってんですから」
「……ベロンベロンになめ回して一週間歯を磨いてない私が口をつけたホットサンド食べたいならどうぞ?」
「………………もぅ食うき失せました…」
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