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｢さて……とりあえず部屋に行くか｣
俺はレンスが言ったとおりに二階の奥の部屋へ行く。
━━ガチャ
扉を開くとそこはまるで宿屋のように綺麗な部屋だった。
｢エルラの剣は置いていくか……｣
ここに置いておくのも不安だが､持ち歩いてまた盗賊に襲われるよりはいいはずだ。
俺はベッドの上にエルラの剣を置き外からは見えないように毛布を被せる。
｢よし…これで見えないな｣
エルラの剣をベッドに隠すと一階へとおりた。
とりあえず椅子に座って地図をよく見る。
｢酒場に鍛冶屋､武器屋に防具屋……
エルラ村にあるのは鍛冶屋だけだな｣
そう鍛冶屋だけ……。
ん？そう言えば鍛冶屋のおじさんがガルバスって人がいるかもしれないって言ってたな。
とりあえず鍛冶屋にでも行くか……。
俺はガルバスと言う人を探しに鍛冶屋へ向かった。
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