帝都ギフェルネシア

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「へぇ~いろんな店があるんだな」 鍛冶屋に向かって歩いていると不思議な店が沢山目に付く。 「そこの兄ちゃん!!今ならこの魔法書が安いよ」 「魔法?なんだそれ?」 ついつい聞き慣れない言葉に立ち止まってしまう。 「まさか…兄ちゃん魔法知らないのか?」 今まで生きてきて一度も聞いたことがない。 「その顔じゃ本当に知らないんだな…… まぁこれを見な!! エンレイス!!」 店員が不思議な言葉を発すると突然、店にぶら下がっていたランプに火がついた。 「なっ……?」 「どうだ~驚いただろ?」 確かにランプには火がついてなかったはずだ。 何が起きたんだ? 「これが魔法ってやつだ 体内にある魔力を炎に変換してそれをランプへ持って行く 何故そんなことが出来るのかはわからないがそう言う原理だよ」 「凄いな……」 実際に言っていることを完全には理解することはできなかったがなんとなく意味はわかった。
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