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それは俺が以前から気になっていた事だった。
あの獣とも竜とも言えない姿形。
少々心が痛むが、今日は余りに暇過ぎるのでちょっと実験をしてみよう。
『ナルガクルガは猫科か、それとも竜科なのか』を…
「ナヴィ」
「ん?、何?」
「ちょっとこっち来い」
部屋でベッドに寝転がり本を読んでいたナヴィを呼び付け、俺の前に座らせる。
既にその目は『何かな♪』とワクワクした輝きが。
耳までピコピコと動かしている。
「ほれ」
そこへ俺が取り出したのは小さな棒の先に紐を結び、更にもう片方の紐の先ににはネズミを模した形にした毛糸の塊(作:ジャスパー)を取り付けた…所謂猫じゃらし。
だがそれを見て俺の考えにすぐ気付いたか、ナヴィは『私猫じゃ無い!』と言ってぷいとそっぽを向く。
「ほいっ」
だがそんな事はお構い無しに、ナヴィの周りで作り物のネズミをヒョイヒョイと動かしてみる。
すると…
「…………………(汗)」
いつの間にか物凄く葛藤していた。
「ほれほれ…ほれっ」
「う…うぅ……」
そ し て。
「ほい」
「うにゃっ!」
「…!」
なん…だと…?
「にゃっ♪にゃっ♪」
ヤバい…
可愛い過ぎるぜ、畜生←
「にゃっにゃんにゃあ♪…はっ!」
「あ」
「…ガ~ル~ムぅ~?」
我を取り戻したナヴィがとてつも無く冷たい笑みを青筋と共に浮かべて次の瞬間には変化し俺に飛び掛かってqあwせdrftgyふじこlp
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