いつもと違う朝

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夢の中のきみを。 抱き締めたかったきみを。 泣かないで。 そう言いたかった、きみに。 「俺と付き合って!!」 気が付いた時には名前も知らない女の子にそう叫んでいた。 自分から告白なんてしたことがない、この俺が。 女に不自由していない、この俺が。 この時は素直に口からそう出たんだ。
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