暗闇

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暗闇

必死で地面につけていた足を足元から崩され奈落の底に突き落とされた。 暗く長い長い道を自分がどこにいるかも分からず、彷徨い続けた。 光など どこにも存在しない。 すべての時間が止まってしまった感覚に襲われながら。 こんなに怖いことがこの世にあることを肌で感じた。 怖くて怖くて どうしたら良いか分からない。 この世には暗闇しかないんだ。
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