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ここで異状死とされた場合は、24時間以内に所轄警察署に届出、更に警察官立ち会いのもと検案が行われます。
そこで必要と認められて、大学法医学部教授やそれに準じた者に対して司法解剖の要請がくだります。
大抵焦点になるのは犯罪死体であるという証拠が、一体死体からどうやってわかるのか、ですよね。
刑事ドラマが好きな方はご存じかもしれませんが、これが結構わかるんです。
今回の話でのネタはその手掛かりの内の一つ、「生活反応」です。
生活反応とは、人が生きている間に見られるあらゆる生体の働きをいい、生体が持つ恒常性維持機能が理由となってみられる反応です。
循環機能が働いていれば出血がおきますし、傷口に対してはかさぶたの形成や膠原線維の集蔟なんかが見られます。
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