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彼らは折り合って会津藩主松平容保公に、藩主の務める京都守護職の新しい組織、壬生浪士組で働かないかと誘われました。
壬生浪士組はいわずもがな、後の新撰組です。
当時文久3年の春に結成されたばかりで、京の治安維持や要人警護のようないわゆる警察の働きをする部隊でした。
京の治安を守っていた京都所司代や京都町奉行だけでは頻発する強盗や要人暗殺などを防ぎきれなくなっていたのが背景にあります。
また、後には京都見廻組も組織されます。
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