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友清
「ふぅ……それにしても月が綺麗だなぁ…」
霊夢
「えぇ」
現世で見るよりとても綺麗な月だ。
正文
「は~…………」
正文も幻想郷の月の美しさに惚れてしまったようだ。
霊夢
「二人とも今日は疲れたでしょ?早く寝たほうがいいわ」
友清は小さく頷き、正文もそれに続くかの様に立ち上がり、奥の部屋へと進む。
そこには既に寝ている渚と隼人がいた。
友清
「ふぁ~……」
正文
「そろそろ寝ようぜ」
二人は部屋の角に置かれてあった布団を敷き、潜り込んだ。
友清
「なぁ、マサ」
正文
「どうした?」
友清
「どうなるんだろうな、俺達」
正文
「分かんね」
友清
「ヘヘヘ…そうか、それじゃお休み」
正文
「おう」
そして二人は眠りに落ちた。束の間の休みの時間。こうして幻想郷にやって来て一日目が終わりを告げた。
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