158人が本棚に入れています
本棚に追加
渚
「アニ……キ………」
ゆっくりと目を覚ます。斬られた所には包帯が巻かれていた。
すると襖が開いた。
「大丈夫ですか?」
そこにいたのは銀色のショートカットの少女だった。
「あの…ずっと泣いてましたけど……」
渚
「あ……」
涙に気付き、それを拭う。
「あの……」
渚
「ん?」
すると少女は土下座してきた。
「申し訳ございません!!外の世界の人だと気付かず襲い掛かって…さらにケガまで負わせてしまって…本当にすみません!!」
渚
「あ…いや…気にしないでください!」
いきなりの土下座に焦る渚。
「本当にすみません!!!」
渚
「もういいからさ…顔を上げて……」
そういうと少女は顔を上げた。
渚
「ところで君は…?」
「私は魂魄 妖夢(コンパク ヨウム)です」
渚
「妖夢…さんか、僕は水澤 渚と申します」
自己紹介を済ませた。それと同時に妖夢と和解する事も出来た。
最初のコメントを投稿しよう!