Episodeー2 桜舞う冥界

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渚 「アニ……キ………」 ゆっくりと目を覚ます。斬られた所には包帯が巻かれていた。 すると襖が開いた。 「大丈夫ですか?」 そこにいたのは銀色のショートカットの少女だった。 「あの…ずっと泣いてましたけど……」 渚 「あ……」 涙に気付き、それを拭う。 「あの……」 渚 「ん?」 すると少女は土下座してきた。 「申し訳ございません!!外の世界の人だと気付かず襲い掛かって…さらにケガまで負わせてしまって…本当にすみません!!」 渚 「あ…いや…気にしないでください!」 いきなりの土下座に焦る渚。 「本当にすみません!!!」 渚 「もういいからさ…顔を上げて……」 そういうと少女は顔を上げた。 渚 「ところで君は…?」 「私は魂魄 妖夢(コンパク ヨウム)です」 渚 「妖夢…さんか、僕は水澤 渚と申します」 自己紹介を済ませた。それと同時に妖夢と和解する事も出来た。
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