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妖夢
｢それより…服が……｣
渚
｢ん？｣
服を見ると白の着物を着ていた。そしてその隣には血が滲んでボロボロになった制服が置かれてあった。
渚
｢あ～……でも気にしないでください｣
ちょっと残念ではあるけど仕方がない。
すると凄い勢いで襖が開いた。
｢これとかどうかしら～？♪｣
現れたのはさっき僕の前に現れた女性だった。手に水色の着物を持っていた。
渚
｢あ…あの…あなたは…？｣
｢あら、目覚めてたのね。私は西行寺幽々子(ｻｲｷﾞｮｳｼﾞ ﾕﾕｺ)よ♪｣
なんか凄くおっとりとした女性だなぁ。
渚
｢僕は……｣
幽々子
｢紫から話を聞いてるわ。水澤 渚君でしょ？｣
どうやら紫さんが一足先だったようだ。
渚
｢はい、よろしくおねがいします｣
すると渚の半魂が渚の手に止まった。
妖夢
｢えっ?!渚さん、半人半霊なんですか?!｣
渚は小さく頷く。そしてなぜ半人半霊になったのか、その経緯について詳しく話した。
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