158人が本棚に入れています
本棚に追加
幽々子
「なるほどね~」
渚
「はい。ところで紫さんは?」
妖夢
「もう帰りましたよ」
おそらく眠たかったんだろう…
幽々子
「それと…はい」
渡されたのはさっきの水色の着物と刀だった。
渚はそれを受け取った。そして刀を見た。
渚
「これは…さっきの…」
刀を抜き刃を見る。やはり最初見たときと同じ、白銀の様な輝きを放っていた。
妖夢
「私の刀と似てますね」
すると妖夢は腰に挿してある刀を見せる。その刀は渚の刀と同じ長さで、同じ形でもあった。
幽々子
「でも、渚の刀は初見からしたらただの杖にしか見えないわ」
確かに、最初見た時はただの杖かと思った。
そして渚はゆっくりと刃を鞘に収める。
妖夢
「でも、これで渚さんの能力は……二つ…」
渚
「雷を操る他に…何かあるんですか?」
幽々子
「えぇ…あなたのもう一つの能力…それは『剣術を操る程度の能力』よ」
剣術……
渚は刀をじっと見ていた。
最初のコメントを投稿しよう!