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昼食後…
幽々子
「そうねぇ…渚には妖夢と一緒に庭師をしてもらいましょう」
渚
「は…はい」
小さくではあるが返事をする。
渚
「あの…庭師ってどういう仕事をすれば…」
幽々子
「主に警備が中心ね。あとこれを渡しておくわね」
再び渡されたのは3枚の白いカード。
渚
「これは……スペルカード…」
幽々子
「そうよ、暇があったら作っておきなさい」
小さく頭を下げ、渚は妖夢と共に仕事へ向かった。
白玉楼の門の前…
渚
「ふぁ………」
眠い……
妖夢
「欠伸している暇があったら掃除手伝ってください」
妖夢はせっせと箒をを動かしている。
庭師の大体の仕事は主に警備がほとんど。たまに階段の掃除をすることもあるが大体突っ立ているという。
渚
「は~い…」
やっぱり初めての仕事だから本腰が入らない。箒を小刻みに動かしながら天を仰ぐ渚。
妖夢
「どうしましたか?」
渚
「あ、いや…桜が綺麗だなぁ…って……」
渚は笑顔を浮かべた、それに合わせたかの様に妖夢も笑った。
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