Episodeー2 桜舞う冥界

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そして時が過ぎて夕方になった。 妖夢 「それでは戻りましょう」 渚 「はい♪」 竹箒を肩にかけながら階段を昇る。 今日の仕事はこれで終わった。 妖夢 「どうでしたか?」 渚 「膝が……」 ずっと立ちっぱなしだったせいか両足が棒の様になっていた。 妖夢 「しばらくしてしたら慣れますよ」 妖夢は笑顔で返した。 渚 (妖夢さんって本当は優しい人なんだ♪) 渚は心の中でそう呟きながら、笑顔で返した。 居間…… 渚・妖夢 「戻りました」 幽々子 「お帰りなさい♪お茶とお菓子あるわよ」 縁側で座っている幽々子の隣には大量のみたらし団子が。 幽々子 「おいしい~♪」 みたらし団子を頬張る幽々子。ここの主とは思えないほどおっとりとした雰囲気であった。 妖夢 「はぁ…渚、頂きましょうか」 渚 「ですね♪」 二人も縁側に座り、茜色に染まる空を見ながら団子を食べていた。
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