158人が本棚に入れています
本棚に追加
/319ページ
朝、今日はとてもいい天気だ。
隼人
「ふぁ………」
博麗神社の外には隼人がいた。
隼人
「いや~外の世界よりここの方が心地いい…」
背伸びをしながら天を仰ぐ。
正文
「いよっ♪」
正文が隼人の肩を叩く。
隼人
「あ、正文さん」
正文
「おはよう、どうやら馴染んだか?」
隼人
「そういう正文さんは?」
正文
「おれは…まだまだだな」
悠長な会話を交わす。
すると空から黒い影がこっちに接近してきた。そしてその影は凄い風を起こしながらやって来た。
正文・隼人
「うわっ!!!」
風と埃で視界が奪われる。
するとその中から声が聞こえた。
「あややや~…スピードを出し過ぎましたねぇ…」
正文・隼人
「…??」
そして次第に煙が晴れていく。
「おはようございます!!」
そこにいたのは頭に天狗が被っている帽子、高下駄の様な靴を履き、右手には新聞を抱えている女の子がいた。
最初のコメントを投稿しよう!