第0章 始まりの任務

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そう言ってソファーに座る。 「それで?私に用があるんだろ?マリッジ。」 黒髪短髪の男性―マリッジは向かいのソファーに座った。 「久々にSSSランクの任務を頼みたいんだ。『無の使徒』イル・クライシス。」 銀髪の女性―イルはSSSランクの言葉に驚いた。 「それで、任務の内容は?」 イルは表情をあまり変えずにマリッジに任務内容を聞いた。 「任務の詳細はこの中に書いてあるから確認してね。」 マリッジは用意してある書類をイルに渡した。イルは書類を何ページか見た。 「ちょっと待て!この任務どういう事だ!」 イルはマリッジに怒っていた。書類の最初にはこう書かれてあった。 ―アカデミア入学、と。
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