出会い

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ミクは何故か悲しそうに笑いリンに語り出しながらため息つく。 「天使さんは、寂しくないの?」 「…よくわかんないよ、人間じゃあるまいし」 頭をかきながらミクにいうと ミクはクスクスと笑いかける。 ━…どきっ まただ なんでこんなに胸が熱く 苦しくて 胸がじわじわとするんだ この気持ちは なんだ? 「…私、1人は寂しいよやっぱり…泣きたくなるし死にたくなるし…決められた人生に嫌々になるし…でも私これしか取り柄ないから」 「どうしてそう決める?」 「え…?」 リンはミクが語るその時 薄らと述べた一言。 「あんたそれで幸せか?生きてるって実感あるか?」 「……」 「心から生きたいなら何で反発しないんだよ」 「おかしな、天使さん」 でも何故か 勇気をくれる 不思議な天使 、
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